社会貢献活動

「岡畑清風奨学金」(財団法人大阪国際交流センター奨学金)ー中国人留学生を中心とした東南アジアの留学生を支援

当社の化学品およびフットウェア事業は日本を核として、中国、韓国を中心とする東アジアとの取引が中心となっています。同地域とは近しい隣人でありながらも、歴史的な経験から日本の印象は決して好ましくありません。現在の日本を理解していただくためには、かつての「米国フルブライト奨学金」にならい、日本に滞在している留学生を支援することが長い目でみて将来の親日家を育てることになると考えて、大阪国際交流センターの協力を得て、2007年8月に当社の冠奨学金「岡畑清風奨学金」を設立しました。

「岡畑清風奨学金」留学生

「岡畑清風奨学金」留学生

同奨学金は、関西に在住する大学留学生を対象に入学から卒業まで4年間継続して支援することとしており、2010年度現在の受給生4名を含め今までに合計8名が清風奨学金を利用しています。
卒業生は、母国に戻り、あるいは日本で就職をするなどさまざまですが、どの地にいても、将来必ずや日本との強い架け橋となってくれると信じています。

2010年度「岡畑清風奨学金」留学生の一言

張巍(チョウ ギ)さん 出身地:青島 大学:関西大学4年/専攻:システム理工学部・機械工学科

語学学校に3年、大学に4年。来日して7年が経ちました。ロボット工学を学ぶために留学。「もし今、何が欲しいと聞かれたら、自由な時間が欲しい」と、レポートに綴り、奨学金に応募しました。ほとんどの留学生はアルバイトと勉強の両立に苦しんでいます。私も同じようでした。奨学金をもらえるようになって、少しお金に余裕ができましたが、何よりも嬉しいのは、岡畑社長はじめ、社員の皆さんと友達になれたことです。困難は自分の力で乗り越えなくてはなりません。それでも困った時に相談できる人がいる、場所がある。それが、留学生にとっては最も嬉しいことです。

李洋(リ ヨウ)さん 出身地:山東省 大学:関西大学1年/専攻:環境都市工学部

中国で3ヵ月ぐらい独学で日本語を勉強しました。1年間日本語を勉強して大学に入りました。環境都市工学部では初めての中国人留学生です。中国でも砂漠下などが大きな問題となっています。母が中国で植林事業に携わっており、その影響もあって「街づくり」に興味を持ちました。四川大地震の被害の大きさを見て、日本で植林事業や街づくりを勉強したいと留学を決心しました。勉強が大変でアルバイトができませんので、奨学金をいただけたことは本当に助かりました。4年間継続して奨学金がもらえるようにしっかりと勉強したいと思います。どんな困難も、なぜこの国に来たのかを常に考え、努力することによって乗り越えられると考えています。日本人の友達も増え、勉強だけでなく学生生活もエンジョイしています。

崔燕(サイ エン)さん 出身地:吉林省 大学:大阪経済大学3年/専攻:経営学部・経営学科

幼い頃から一人暮らしをしてみたいと考えていました。高校で日本語を学び、日本に留学しました。アルバイトと勉強の両立は大変ですが、楽観的な性格で、いつも「何とかなる」と思って頑張っています。大学3年になり、就職活動もはじめました。日本語も英語もうまくなり、どこでも仕事ができるようになりたいと思います。日本の女子学生は少し幼くて、友達はどうしてもアルバイト先の人になってしまいます。時にはカラオケで気分転換をします。大阪は食べ物もおいしいし、人も優しくて大好きです。親切で時にはお母さんのように怒ってくれる大阪のおばちゃんが特に大好きです。

曹 晨磊(ソウ シンライ)さん 出身地:上海 大学:関西大学2年/専攻:システム理工学部・機械工学科

上海で大学を卒業、日本の先進技術を学ぶために留学を決心しました。父が大阪に語学留学をしていたことから、留学するなら大阪へと勧められました。大阪は第二の故郷です。大都会の上海から大阪に戻ってくると何故かホッとしてしまいます。日本だけでなくどこに留学するにしても、覚悟が必要だと思います。中国人の若者は家族と一緒に住んでいて、自立した生活をしていません。僕も日本に来る前には、一人では何もできませんでした。両親には留学前にそのことで心配をかけました。今は何でも自分で考え、行動をしています。その経験が人生を豊かにしてくれると思います。日本にいる間に北海道と沖縄には是非行きたいと思います。

  • 年2回の交流会で、餃子づくりを楽しむ留学生

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